サイクリングで持ち運ぶ鍵のおすすめ3選!

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みなさん日々の生活ご苦労様です。

ギョーテンです。

ロードバイクの盗難防止と鍵の問題は、切っても切れない関係にあります。

高値で売れるロードバイクのハイエンドモデルは、少しの油断が命取りとなって、すぐに盗まれてしまいます。

盗難防止には、頑丈なカギを使うのが良いのですが、必然的に重くなってしまうのが難点。

快適なサイクリングに必要不可欠なのに、機能を求めると重くなるという、軽量化に忙しいロードバイク乗りとは相反するアイテムなのです。

今回は、サイクリングのちょっとした休憩時に使う、軽くて、かつ、頑丈もしくは盗むのが嫌になる鍵というキーワードで色々調べてみた結果を、自分の購入に向けた備忘録として記事にしたいと思います。

大前提 ~壊せない鍵なんてない~

まず、鍵を選ぶうえで理解しておかなければならないのは、壊せない鍵なんてものはない、ということです。

事実かどうかはわかりませんが、世の中にはロードバイクのパーツを盗むことを生業とした窃盗団がいて、鍵を壊すために液体窒素まで利用するのだとか。

そんな輩に狙われたら、どんなに頑丈な鍵でも太刀打ちできません。

ある程度の妥協点を自分の中で見つけたうえで、鍵を選びましょう。

鍵に求める性能

自分が考える、『サイクリングで持ち運ぶための鍵』を選ぶときに求めるポイントを紹介します。

頑丈さ

鍵を壊す盗難者が使用する道具には様々なものがあります。

・のこぎり
・ペンチ
・ボルトクリッパー(ニッパーのデカいやつ)
・電動のこぎり
・液体窒素←これは防ぎようがない

盗人は鍵を切る、つぶす、削る、溶かすなど、破壊するために様々な道具を使い分けてきます。

購入する鍵がどの破壊道具の耐性に特化しているのか、購入前にしっかり確認する必要があります。

サイクリングで携帯する鍵には、最低限、切断にある程度耐性を持つものを選ぶのが良いです。

軽さ

これは言わずもがな、ですね。

ロードバイクに乗る人は、一度に数十km以上の長距離を走るという方が多いと思います。

身体の負担を少しでも減らすため、荷物の重量は小さければ小さいほど良いです(重りを背負って山を登る、というトレーニングをしている方は別ですが)。

持ち運びやすさ(+伸縮性)

サイクリングの荷物は軽く、かつ、コンパクトなほど良いと思う方も多いと思います。

鍵も、収納時には折りたたんで小さなサイズになればなるほど持ち運びやすくなりますが、加えて、使用時にどれだけ伸びる(拡がる)か、というのも重要な指標です。

ロードバイクは各パーツが簡単に分解できるし、その一つ一つが結構な価値を持つため、パーツだけを狙って盗む輩も多いです。

特にサドルとホイールは単体でも高価なため、盗まれやすいです。

それぞれのパーツを結び付けて盗まれにくくするためには、鍵にもそれなりの長さが求められます。

セキュリティ性

鍵におけるセキュリティ性とは、盗人に警戒心を抱かせるような機能のことです。

物理的な盗難防止効果はありませんが、心理的に相手を愛車に近づけないようにするために必要なポイントです。

盗人は、盗んでいる瞬間を目撃されたくないため、盗むのに時間がかかりそうなものは避ける傾向があります。

なので、

自転車泥棒
自転車泥棒

これは盗むのが面倒だな、別の自転車にしよう

と、思わせるだけで実際に盗難に遭う確率は下がります。

※もちろん、それでも盗んでくる輩はいますので、油断は禁物です。

セキュリティ性能の高い鍵は、それだけに特化したものが多い(すぐ壊される)ので、別にもう一つ、頑丈さなどに特化した鍵と併用することで、より盗難防止効果を高めることができます。

サイクリング時に携帯する、個人的にお勧めの鍵3選

上で紹介した、頑丈さ・軽さ・持ち運びやすさ・セキュリティ性の4点について総合的に判断して、バランスよく機能を持ち合わせた鍵をご紹介します。

バイスガードエア(㈱ミツバサンコーワ)

自動車やオートバイ用品を多く手掛ける㈱ミツバサンコーワの商品。

特殊防刃繊維とステンレスワイヤーで編まれたベルトと南京錠という組み合わせで、持ち運びやすさに加え、セット重量が約190gと軽さも十分な鍵です(ベルトの長さ1500mmの場合)。

その他大勢のワイヤーロックと同様、長時間の施錠には向きませんが、ちょっとした窃盗者については十分撃退できる強度があるのではないでしょうか。

また、バイスガードにはセキュリティ性能はありませんが、下で紹介するような、振動検知でアラームが鳴るようなアイテムと一緒に使用すれば、より盗難防止効果が上がると思います。

参考ページ:ミツバサンコーワ公式HP

アラームパッドロック(㈱コミネ)

こちらもオートバイ用品を手掛ける㈱コミネの商品。

手のひらサイズの南京錠ながら、振動を検知すると車のクラクションに相当する110dbのアラーム音を発するという機能が備わっています。

生活防水仕様なので、多少の雨に濡れても問題はありません。

アラーム機能のある鍵は、自転車用の鍵でおなじみのCropsからも似た製品が出ていますが、アラームパッドロックは南京錠タイプということで、頑丈さに分があります。

この鍵単体では伸縮性が皆無なため、上で紹介したバイスガードと組み合わせるなどすれば、より使用の幅は広がると思います。

参考ページ:コミネ公式HP

TiGr Lock BLUE mini+(タイガーロックブルーミニプラス)

軽量性を謳った、チタン合金で作られた鍵。

見た目は特徴的ですが、大きさや用途から、いわゆるU字ロックと同タイプの鍵になります。

U字ロックとの違いは、やはり軽量性です。

重量490グラムと軽く、オプションを使えばフレームに取り付けが可能になりますので、U字ロックよりもロングライド向きです。

ただし、見た目通り伸縮性がないので、駐輪場所によってはワイヤータイプのロックとは併用したほうが良いかもしれません。

こちらもセキュリティ性能はありませんが、上のアラームパッドロックと併用することでより盗難防止効果が上がると思います。

参考ページ:タイガーロック公式HP

まとめ

自転車はオートバイと違って軽く、まるごと持ち運ぶことが出来てしまうため、中々盗難対策が難しい乗り物です。

そういった、「盗みやすいモノ」であるということを踏まえて、鍵選びと、サイクリング中の行動を決めるとよいのではないでしょうか。

今回紹介した商品

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